2024年4月28日 【定例山行】

     池田山   14名+ 3

 晴天のGW初日に、岐阜県揖斐郡と不破郡に跨る池田山(標高923.9m)に登ってきました。池野駅から登山口の霞間ヶ渓(かまがたに)まで、片道50分道路を歩きました。今年一番、暑くなった日で登る前から汗です。この山は、パラグライダーとハンググライダーができることで有名だそうです。道を歩いている時も、パラグライダーが2基、空を舞っていました。山頂下あたりに離陸所が見え、登山口に向かっている時にちょうど、着地所の横を通りました。

 登山道は岩場もなく、整備されています。新緑の中、赤いツツジやドウダンツツジの白い花がきれいでした。池田山森の駅(駐車場になっている)からは伊吹山が、弥勒山の山頂からとは違う形で見えました。この森の駅で休憩した後、10人が池田山の山頂に向かいました。入山料をひとり200円払います。往路はほぼストレートのコースを行き、約25分で着きました。帰りは、10人中7人が往路とは別のジグザグコースに行ってしまい、約200mほど下ったあたりで気付き、往きと同じコースに戻りました。 

 帰路は登山口から池野駅まで43分。往路では少し遠回りをしましたが、道に馴れ帰りはスムーズでした。報告書によると、歩行時間は7時間43分、歩行距離は約19kmでした。(志)

 

 2024年4月26 【自主山行】

     宇連山 上臈岩   1名 

 今回は、まだ歩いた事のない東尾根、シャクナゲ尾根を歩くことと、まだ訪れたことのない上臈岩(奥三河のフィヨルド)に行くことであった。今回は一番のロングコースをシャクナゲの花の見頃の時期に登りたいとのことでJRを利用して周回してみた。 

 愛知県民の森の南尾根の登山口から登ると、すぐにホソバシャクナゲの花が出迎えてくれた。馬の背のような岩場の急登を登って行くが気持ちがよい。モチツツジも見頃を迎えていた。西尾根を経て宇連山に登ったが、山頂近くのアカヤシオは1株を除いて既に散っていた。 

 山頂で小休止後、北尾根からアップダウンを繰り返しながら上臈岩に向かった。この北尾根でも多くの満開のシャクナゲの花々に出会い疲れを忘れさせてくれた。宇連山から上臈岩までは長く感じたが鳳来湖と垂直に切り立った岩峰の眺めはまさに奥三河のフィヨルドであった。

 帰りは 尾根、シャクナゲ尾根を経て愛知県民の森へ降りた。ロングコースであったが多くのシャクナゲの花に出会い岩場から鳳来湖の眺望も素晴らしく見所に満ちたコースであった。距離17㎞、累積標高差1,535m 歩行時間7時間40分 休憩時間34分   (H

 

 2024年4月25-26 【自主山行】

  入道ヶ岳テント泊&伊勢山上 3名+1名 

 予定していた北アルプスのお天気が良く無く、急遽!鈴鹿山系、入道ヶ岳テント泊に変更。

 朝8時すぎ春日井出発、椿大神社11時登山スタート。入道ヶ岳には水場がないので少しザックは重いのですが、お天気も良く、皆んなルンルン気分で山頂をめざしました。青空と、空気の美味しさ、山の匂いに癒されながら、、、。

 

 山頂は風がめっちゃ強かったですが、個々に自分の好きな所にテントを張り刻々と時間と共に移り変わる大自然の絶景を、ゆっくりみんなで眺める事が出来ました。

 2日目の伊勢山上は少し曇りの天気、油こぼし〜大天井〜飛び石〜飯福田寺と2時間程で降りてこれました。岩と飯福田寺絶景楽しみました。

 テント泊、日帰り、絶景求めて山旅行きたいですね。 (M)

 

 2024年4月20 【自主山行】

     宮指路岳~入道岳周回   4名 

9月の定例山行のため、コースの状態などを調べる下見に、ちょっと早いが、暑さやヒルを避けるために決行した。

大石橋Pまで、小岐須キャンプ場からの道幅が狭いのでマイクロバス利用は無理かと思った。740登山口発。宮指路岳山頂まで木の根をつかんで登っていく急登箇所が多い。滑りやすい落ち葉が堆積していて気を遣う。Hさんが好きなせせらぎの横のイワウチワの群生は、うすピンクの可愛い花を付けていた。2時間弱で山頂へ。

 次は入道ヶ岳を目指して長い尾根歩きを続ける。長いがアップダウンの差はあまりなかった。この調子ならと思ったのが間違いで、イワクラ尾根に入るとやせ尾根の強いアップダウンが続き、ロープが設置されたザレ場の下り箇所には神経を使った。一方で山桜を模様のように咲かせた鈴鹿の山々、アカヤシオとミツバツツジの競演が目を楽しませてくれる。仏岩・重ね岩などの奇岩も面白かった。

やっと奥の院通過、アセビのトンネルを通って大鳥居のある山頂に13:00着。たっぷり30分の休憩をとって池が谷コースで下山。谷筋を右左に渡渉を繰り返しながら下る、テ-プが小刻みにつけられているので迷うことはないが、時々立ち止まって探す。その後、斜面に付けられた狭い道に鎖がついているところもあり、枯葉が積もっているので慎重に歩いた。1510大石橋Pに戻る。

 今回、ただロングコースというだけでなく、変化に富んだ面白い山歩きができた。特に、ザレ場の登り下り、簡単な渡渉、幅の狭いトラバース道の通過など山歩きのスキルや経験を積むにはもってこいのコースだと思った。しかし、リーダー側としては、参加者の安全に十分な目配りができるかという不安も持った。

  秋の実施に向けて課題を見つけた山行であった。    (杉)

 

 2024年4月19 【自主山行】

     雲仙 普賢岳   6名 

 今日は5日間の九州滞在中、唯一の山行日。登る山は30数年前の噴火で多くの犠牲者を出した雲仙普賢岳。噴火活動で平成新山が出来るまでは雲仙の最高峰だった。計画書によると標高は1359mだが標高差は348mしかない。コースタイムは約3時間で周回が可能なコースだ。当初、ロープウェーを利用し3時間で普賢岳山頂に着き、下りを1時間半かけて登山口に戻るという時間設定だった。CLが念のためにコースをネットで調べたところ一部が通行禁止とわかり、ロープウェーを利用しないコースに変更した。

登山当日は仁田峠駐車場を8時半にスタート。ロープウェー駅を横に見ながら、普賢神社横の登山道に入る。樹林帯の中なので展望はほとんどない。薊谷を経由し緩やかな登りを1時間ほど歩くと紅葉茶屋に。別に茶屋があるわけではないが、ここでひと休み。右に行くと普賢岳まで400mとの標識があったが、まだ登らない。紅葉茶屋からは時計回りで新登山道の周回に入る。平らな道をしばらく行くと西の風穴に。穴からの冷たい風が気持ちいい。北の風穴では、きれいな柱状節理も見ることが出来た。西と北の風穴の間では鷹が飛び立とうとしている鷹岩も。〝鳩穴の分かれ〟からは海の眺めが素晴らしいはずだったが、黄砂のため霞んでいたのにはガッカリ。そこから急坂を登った後に見た立岩の峰と普賢岳山頂からの平成新山の姿は圧巻だった。今回の登山のハイライトだと思った。おまけに山頂には〝ガメラ岩〟の奇岩もあり、見るべき個所がたくさんある山行だった。ただヒカゲツツジの満開には遅く、ミヤマキキリシマを見るには早過ぎるなど花の季節には恵まれなかった。

 下山では鎖場などの危険な岩場もあったが、駐車場には13時半に到着。歩行3時間、休憩2時間の楽々な山行を無事終えた。   (横)

 

 2024年4月14 【自主山行】

     野登山&仙ヶ岳   1名 

 20年以上前に白谷から仙ヶ岳(961m)、仙鶏尾根を通り野登山(852m)に登ったことがある。今回は前回と異なるコースで登ることにした。坂本の棚田近くの駐車場から生活道路を通り、すぐにスギ林の中の旧道に入った。この薄暗い旧道を登ってゆくと一旦「ゆめ広場」と呼ばれている広く明るい広場に出た。本来ここから東に伊勢湾が見渡せるのであるが、この日はガスっていて展望がきかなかった。再びスギ林の旧道に入り登ってゆくと「鶏足山、奉納醍醐天皇勅願」とは刻まれた石門に出た。ここから広い参道となった。参道には樹齢数百年といわれている立派なスギの巨木がありその脇には多数のミツマタが黄色の花を咲かせていた。由緒ある寺はやや荒廃しており往時の華やかさは感じられなかった。寺の脇の桜は満開で見頃を迎えていた。ソメイヨシノとは品種が異なりピンクの色が濃い。次に天然記念物のブナ林の中を山頂に行き、次いで国見広場に寄った。ここも広く日当たりがよく休憩や昼食には適地である。本来なら展望がきくのであるが、やはりこの日は遠くを見通せなかった。ここから道路に沿って仙鶏尾根への分岐に到着した。ここから仙鶏尾根の登山道に入った。薄暗いスギ林の中をしばらく下り登り返すとスギの木も少なくなり明るい細尾根となった。この仙鶏尾根は花崗岩が風化しており、ざれているために滑りやすいので注意が必要である。小秀山のカモシカ渡りのような急登の岩場が続き、難路となっており上級者コースといっても過言ではない。今回のコースでは唯一危険な個所でここを往復することになった。

 仙ガ岳は360度の展望が得られいつ来ても飽きない。雨乞岳、鎌が岳、御在所岳、宮指路岳、入道ガ岳等が見渡せた。仙鶏尾根で咲きていたアカヤシオはここではまだ蕾であったが東峰と西峰の間の登山道にはバイカオウレンが多数咲いていた。

 仙鶏尾根の往復後みつまたの森へ下山した。この尾根はスギ林が続きスギの木々の間にミツマタの木が多数あり花を咲かせていた。これだけ多数のミツマタの木と花を見たのは初めてであった。鶏足山野登寺のミツマタ、サクラ、仙鶏尾根のショウジョウバカマ、満開のイワウチワ、アカヤシオ、バイカオウレン、タムシバなどの早春の花々を楽しむことのできた「春らんまん」の山歩きであった。野登山だけなら初心者コースで、仙鶏尾根を通るコースを選択すると健脚向けとなる。   (H

 

 2024年4月12 【自主山行】

     伊勢山上&飯福田寺   1名 

松坂ICを降り、飯福田寺に向かいます、お寺の受付で入山料、500円と登山道の説明聞き薬師堂へ。ここからスタート。油こぼし、岩屋本堂とクライミング満載のコースを進みます

岩屋本堂を過ぎ林道を少し歩きます。最高点の大天井を過ぎると目の前に山寺絶景! 下りの亀岩から始まり次々と岩場が続きます。幾つもの岩と絶景を楽しみ下山。ワクワク、ドキドキの伊勢山上。どこか懐かしい山里に歴史を感じる山でした。    M

 

 2024年4月7 【定例山行】

     賤ヶ岳   10名 

 4日前まで、降水量70%だった。当然中止だと思っていたのがいつのまにか晴れた。青春18切符の人と中止だと思って18切符を使った人は、青空フリー切符を使っての出発。

いつものように電車の中は、話に花が咲く。窓から見える桜の花もいっぱい咲いている。もうワクワクしかありません。

9時30分、身支度整えて余呉駅から

スタート。出発してすぐ目に飛び込んだのは、余呉湖から流れる川淵に咲く菜の花と桜。見慣れた風景だけど気分は、上がる。民家のそばにしっかりとした登山口の標識、ありがたいです。歩きやすい登山道。メンバーの一人が平和の鐘をつく、やっぱり世界平和ですね。

最初のピーク岩崎山、枝にぶら下がった小さな木札の表示。向かいの木の幹に張り付いたのは、なんと!赤い色の木札に黒い字の表示。なんで赤?戦場だったから?砦跡だから?岩崎山に続いて大岩山、ここも砦跡。負けた中川氏の立派な墓の横に大きな地図と説明書きの看板で今日登らなかった砦跡が、点々と記されている。今日は勉強会?先を進むと中川氏の首を洗った池。想像すると怖いです。でも足元の可愛いスミレでホットする。ほんとにいいお天気、いい気分。

ちらちら見えていた余呉湖が、バーンと見えた。戦士の大きな像に迎えられ頂上です。戦いに疲れたんですね。右に左に余呉湖、琵琶湖が広がっている。凄い!パノラマビューだ! 気持ちいい景色!あれは、竹生島?遠くに見える山、なんだっけ?戦士達もこんな景色を眺めるひと時もあったでしょうか?頂上には、テーブルにイスが沢山、今日は、人も沢山。リフトで登れば~超楽。観光地ですね。戦士の顔に入っての写真撮影スポットもありました。歴史に苦手の私でも、なんかもう一度学習してみたくなりました。

ゆっくり景色を眺めながらの昼食タイム。公法寺山の表示も赤い表示。少し下りまた昇った先は、最高点の大平良山。食べ過ぎたかな、ちょっぴり息が弾む私。ここも赤い木札。なんか気になります。あとは下るだけと,おしゃべりしながらスイスイ歩いていたら道が違う!戻りました。基本ですね。今日は、沢ガニとマムシらしき蛇に遭遇。登山道を抜けひたすら、のどかな道を歩き余呉駅到着。思ったより暑い日になったけどいい汗かいて余呉湖周回できて楽しい山行でした。 (副)

 

 2024年4月2 【自主山行】

     伊豆三山    1名 

 青春18切符を利用しての久々ぶりの伊豆三山縦走であった。気温は低いが風は殆どない。電車から見ると葛城山、城山の山腹はヤマザクラがいたるところで咲いていた。城山の見事な大岸壁を眺めながら大仁駅を出発した。堤防にはツクシが伸び、ボケの花が咲いていた。子育て地蔵を左手に見ながら城山登山口から登り始めた。

 霞がかかっていて展望は期待していなかったが城山山頂から北から東側の展望がよく、少し雲のかかった富士山や箱根や狩野川、天城山が見渡せた。葛城山山頂テラス付近は平日にかかわらず、外人も含め多くの観光客で賑わっていた。ここからの富士の眺めはいつ来ても素晴らしい。アスレチックコースの方から葛城山を半時計方向に周回するように下山した。今回は時間がないため益山寺には寄らずに発端丈山に登った。ここは誰もいないために静かに景色を楽しんでから三津へ下山した。ヤマザクラ、タムシバの花々、富士山、箱根山、天城山、狩野川、駿河湾などの景色を堪能できた満足の山行であった。   (H)